レガリエキャットフードは、国産を中心とした食材の産地へのこだわり、無添加、ノンオイルコーティングへのこだわりを持って、日本の室内飼いの猫を想定して作られたキャットフードです。
また、獣医師監修のもと栄養バランスも考えて作られたキャットフード。
付属の鯛パウダーでキャットフードに味付けができる、他のキャットフードとは少し違った試みもある、おもしろいキャットフードでもあります。
今回は、レガリエキャットフードのお試しサイズを試してみたので、その感想をお伝えします。
まだ発売して日が浅く、口コミも少ないので、1つの口コミとしてぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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- レガリエキャットフードの5つこだわりとは
- レガリエキャットフードの原材料、成分、内容量、価格
- レガリエキャットフードの口コミ・評判
- レガリエキャットフードを試してみた感想
- レガリエキャットフードはこんな飼い主さんにおすすめ
- レガリエキャットフードが買えるのは公式サイトのみ
- 最後に
レガリエキャットフードの5つこだわりとは
レガリエキャットフードのブランド案内に記載されている、5つのこだわりポイントを紹介します。
ヒューマングレード&産地へのこだわり
レガリエは、おいしさと安全性を考えて、国産を中心に世界中から素材を厳選。
使用する食材は全て人も食べられる品質のヒューマングレードです。
また、自信があるからこそ全ての産地を公開しています。
完全無添加
レガリエは合成香料、合成保存料、合成着色料等の合成添加物は一切使用していません。
仕入れ原材料自体も厳格なチェックを行い、無添加が確認できたものだけを使用しています。
毎日食べるごはんだから、素材の力を利用して、余計なものは加えません。
ノンオイルコーティングへのこだわり
無添加の中でも、レガリエが特にこだわったのが「ノンオイルコーティング」です。
一般的なキャットフードは食いつき改善のために、香りをつけた油を吹き付ける「オイルコーティング」を行っています。
しかし、油はとても酸化しやすく保存料も必要になります。
酸化した油は様々な病気や老化につながる可能性があるため、出来る限り避けるのが望ましいと言えます。
ノンオイルコーティングの商品は非常に少ないのが現状ですが、レガリエは愛猫の健康のことを第一に考え、ノンオイルコーティングを選びました。
獣医師監修の科学的な栄養バランス
レガリエの最大の特徴は獣医師監修の元で作られた理想的な栄養バランスにあります。
主食となるタンパク質量を上げる一方で、リスクにもなりえるミネラル類は適度に調整するなど、子猫からシニア猫まで幅広く対応できる栄養バランスに仕上げました。
国産だから新鮮で無添加が可能
ペットフードも食品です。
時間がたつほどに劣化しますので鮮度が大切です。
特に保存料などの添加物を使わない場合はなおさらです。
レガリエは無添加でも鮮度を保つために国内製造にこだわりました。
また、海外産に比べて輸入コストも抑えられますので、その分原料費にコストをかけることが出来ています。
レガリエキャットフードの原材料、成分、内容量、価格
レガリエキャットフードの原材料と成分、内容量、価格について紹介します。
レガリエキャットフードの原材料と成分
まずはレガリエの原材料についてはこちら。
パッケージに原材料名の記載があります。
生肉(鶏肉(日本))、牛肉(オーストラリアまたはアメリカ)、金沢港の旬の魚(日本)、豚レバー(日本)、イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)、ミネラル類(亜鉛、銅)
一番最初に記載されている原材料は鶏肉なので、魚系よりも鶏系のフードが好きな猫ちゃんが喜ぶ内容。
また、付属の鯛パウダーをふりかければ、魚好きな猫ちゃんも興味をそそられるはずです。
続いてレガリエキャットフードの成分についてはこちら。
粗蛋白 31%以上
粗脂肪 15%以上
粗繊維 3%以下
粗灰分 9%以下
水分 10%以下
オメガ6 1.95%
オメガ3 0.58%
カルシウム 1.41%
リン 1.08%
マグネシウム 0.13%
ナトリウム 0.28%
カリウム 1.16%
代謝エネルギー(100g) 372Kcal
タンパク質は31%と一般的なキャットフードの基準を満たすものです。
他のグレインフリーキャットフードではタンパク質の割合がもっと高いものもありますが、レガリエはそこまで高くはありませんね。
運動量がそこまで多くない完全室内飼いの猫には十分の量です。
その他、ミネラルやビタミン類、アミノ酸類の成分に関しても公式サイトでしっかり公開しています。
タウリン(猫は体内であまり合成できない)など必須アミノ酸が不足にならないよう配慮し、世界的な栄養基準であるAAFCOの基準をすべて満たしているのも高評価。
国産のキャットフードですが、しっかり基準を満たして作られているので、購入する側としては安心できます。
では、レガリエのキャットフードがどんなものか見てみましょう。
色は着色料を使用していないので、薄茶色のキャットフードですね。
形はたわら状、棒状でサイズはバラバラです。
猫は食べ物の見た目は気にしないので、形やサイズがバラバラでも関係ありません。
レガリエキャットフードの内容量と価格
レガリエのキャットフードは1袋に1.5kg(750gずつ袋が分かれている)入っています。
レガリエの価格は、5,480円(税抜)です。
ただし、定期購入の場合は割引があります。
また定期便の初回おためしは160gを500円(税抜)で試すことができます。
送料も無料です。
※初回おためし後に気に入らなかった場合は、定期便の継続を断ることができます。
また、もう少し試したい場合は500円のお試し版を何度でも注文できます。
価格、割引率などはレガリエ公式サイトでチェックできます。
レガリエキャットフードの口コミ・評判
発売してからそんなに日が経っていないので、2019年7月時点では口コミ・評判は少ないです。
そのため、インスタグラムの投稿で見つけた口コミの一部を紹介します。
・鯛パウダーがおいしいみたいで猫たちの勢いがすごい
・飽きっぽい猫も最初の食いつきは良好
・1袋750gなので管理しやすい
・慣れるまで食いつきは悪かった
猫の食いつきに関しては、鯛パウダーのおかげもあり良好な場合が多そうです。
一方で、慣れるまで食いつきが悪かったとの口コミも。
レガリエは猫の食いつきを良くするためのオイルコーティングがされていないので、今までオイルコーティングのしてあるキャットフードのを食べていた場合は少し時間がかかるのかもしれません。
どうにも食いつきが悪いときは、電子レンジで少しだけ加熱するとにおいも立って食べてくれることがありますよ。
まだ口コミ数が少ないので口コミや評判だけで判断するのは難しいところ。
自宅の猫ちゃんに合うかは実際試してみないと分からないですね。
そのため、わたしの書いた感想も一つの意見として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、キャットフードに関して考えてみた記事も書いているので、一緒にご覧ください。
>>【獣医が伝える】キャットフード、どれが一番いいのかは猫のみぞ知る
レガリエキャットフードを試してみた感想
レガリエキャットフードのお試しサイズを試してみた感想をお伝えします。
猫目線での評価と飼い主目線での評価を分けて紹介しますね。
レガリエキャットフード、わが家の猫の評価は
わが家の猫のレガリエキャットフードの評価はいかがなものでしょうか。
基本的にキャットフードを開けるガサゴソ音を聞きつけるとすぐとんできます。
レガリエの時も同様です。
鯛パウダーがない状態の時も興味津々でしたが、鯛パウダーの封を開けたときは・・・グイグイ来ました(笑)。
封を開けた瞬間パウダーを舐めにきたので、すごく魅力的なにおいだったんでしょうね。
においだけでなく、食いつきに関してもわが家の猫は良好でした。
鯛パウダーがなくても食いつきは良かったですが、鯛パウダーをかけた時の方が勢いがありましたね。
お試し分はすべて食べてくれたので、おいしいということですね。
なので、わが家の猫の評価は◎。
レガリエキャットフード、飼い主目線での評価は
まず、においは他のキャットフードとは違いますね。
いかにもキャットフードという感じのにおいではなく、やさしい香り。
クッキーのようなお菓子系の香ばしいかおりがしました。
次に、猫の食いつき度は良好でした。
サイズや形がバラバラのキャットフードですが、とくに他のキャットフードの食べ方とも変わりなかったですね。
数回かんでから飲み込んでいました。
おいしそうに食べてくれていたので、飼い主としても満足です。
ペットフードは日本よりもアメリカやドイツやイギリスなどの海外の方が基準や技術がしっかりしています。
動物医療もやはり海外の方が進んでいますしね。
そのため、国産は海外産よりも劣るのかなと思うかもしれませんが、レガリエはAAFCOの基準を満たしているのでそこは安心です。
そして、国産の良いところは、海外からの輸送のための保存料の使用がない点、急に輸入がストップすることがない点です。
キャットフードのローテーションに1種類くらい国産のものを入れておくのもいざという時に役に立つかもしれませんね。
レガリエキャットフードは、猫の食いつき、栄養バランスともに良いキャットフードだなと感じました。
お試し分しかまだ試していませんが、短期的にレガリエキャットフードを与えた限りでは、わが家の猫が体調を崩すなどのトラブルはありませんでした。
レガリエキャットフードはこんな飼い主さんにおすすめ
レガリエキャットフードをおすすめしたいのは、
・人工添加物などを使用していないキャットフードを探している方
・グレインフリーのキャットフードを探している方
・現在のフードの食いつきが悪くて他を試してみたい方
・栄養バランスも良いキャットフードを探している方
・定期宅配のあるキャットフードを探している方
・お試しサンプルのあるキャットフードを探している方
・国産のキャットフードを試してみたい方
・完全室内飼いの猫と暮らしている方
これらの方たちです。
猫ちゃんのために栄養バランスも考えて国内で作られたキャットフード、一度試してみるのもいいかもしれませんね。
食いつきがいいかどうかは、正直なところ個体差もあるので実際試してみないと分かりませんが。
もちろん、猫が健康な場合のみです。
現在なにか病気を治療中、処方食を食べている場合は、フード変更に注意が必要です。
処方食を食べなきゃいけなくて、現時点で処方食をしっかり食べてくれているなら、処方食だけをしっかり与えていく方がわたしは安心だと思います。
もし、フードを変更しないといけない理由があるなら、かかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
また、急にがらっとキャットフードを変更するのはおすすめしません。
1週間くらいかけて徐々に新しく試すキャットフードを混ぜながら切り替えましょう。
そして、便の状態などなにか変化が出る場合に備えて、いつから新しいキャットフードを試し始めたかは覚えておくといいですよ。
レガリエキャットフードが買えるのは公式サイトのみ
レガリエキャットフードはまだ発売してからそんなに日が経っていないので、現在は公式サイトのみでしか買えません。
レガリエキャットフードは1袋1.5kgで5,480円(税抜)です。
1回のみの注文の通常便の利用の場合は5,480円(税抜)。
しかし、定期便で注文した場合は初回から22%OFFで4,280円(税抜)と少し安く買うことができます。
また、定期便に関しては、初回は160gのお試しサイズを500円で試すことができます。
もちろん、送料は無料です。
そのため、初回定期便で猫ちゃんの食いつきを確かめることができます。
もしも食いつきがいまいち、まったく食べなかった場合には定期便をキャンセルすることが可能です(電話などの勧誘もありません)。
※お試しサイズのフードが届いてから5日以内に、電話かマイページ上からキャンセルする必要があります。連絡しなかった場合は、10日前後くらいで1.5kgの本商品が届くので注意してください。
定期便を続ける場合はとくに連絡等は必要ありません。
初回お試しサイズが到着してから約10日後に次回分(1.5kgの本商品)が届きます。
ちなみに、この時も送料は無料です。
1.5kgの本商品を買うのはまだ不安な場合、もう少し試したい場合は、何度でも500円のお試しサイズを購入することができ、本商品の定期便への移行期限をのばすこともできます。
納得いくまで吟味してから本商品を買えるのは嬉しいポイントですね。
\定期便初回は500円!/
最後に
レガリエキャットフードを試してみました。
国産を中心とした食材の産地へのこだわり、無添加、ノンオイルコーティングへのこだわりを持って、日本の室内飼いの猫を想定して作られたキャットフードです。
1.5kgの本商品に関しては、風味が落ちないように750gずつに袋が分かれているのもポイント。
さらにレガリエキャットフードのおもしろいポイントとしては、付属の鯛パウダーです。
フードの袋にパウダーを入れてシャカシャカふって味付けするキャットフードは初めて見たので、なかなかおもしろいなぁと感じました。
ノンオイルコーティングのキャットフードも珍しいので、気になる場合はぜひ一度試してみてくださいね。
では、最後まで読んで下さってありがとございました。
レガリエキャットフードが気になったあなた、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
その他のキャットフードに関する記事もぜひ参考にして下さいね。
今後記事を増やしていく予定です。
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