ねこと暮らしている睦月とら子(@torako)です。
私がねこと暮らすようになったのは、夫が知人から子猫を引き取ったのがきっかけでした。
今までねこを飼ったことがなかったので、正直最初は飼うことへの不安もありました。
しかし今となってはその不安はなくなり、毎日ねこに癒され、ねこに幸せな気持ちをたくさんもらっています。
『幸せになりたければねこと暮らしなさい』
ねこと暮らして、たくさんの幸せをもらっている私にとって、この本はまさにその通り!だと感じました。
『幸せになりたければねこと暮らしなさい』を読むことで、すでにねこと暮らしている人は、幸せを改めて実感できるでしょう。
今はまだねこと暮らしていない人は、ねことの暮らしを想像するきっかけになるでしょう。
この記事では幸せになりたければねこと暮らしなさいについて私が読んだ感想も混ぜながら紹介したいと思います。
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きっかけは『仕事で悩んだらねこと働きなさい』
私は『幸せになりたければねこと暮らしなさい』を手に取る前に、1冊の本に出会いました。
樺木宏さん著書の『仕事で悩んだらねこと働きなさい』です。
書店で見つけた時、そのタイトルに惹かれてすぐにレジへ持って行きました。
私自身、ねこと暮らしており、また、ねこと働いているため読んでみようと思ったのです。
ねこと働くことで癒しを得ることができ、コミュニケーションのきっかけにもなり、仕事効率もあがることなどが書かれています。
本を読むと、ねこのすばらしさが理解できると思います。
そしてその本の前著である『幸せになりたければねこと暮らしなさい』の存在を知ったのです。
ねこ啓発のすすめ
ねこ啓発【ねこ‐けいはつ】
ねこと暮らすことにより人の潜在的な能力が引き出され、精神面でも成長すること。またはその効果。
本文より引用
「ねこ啓発」とは自己啓発という言葉になぞって著者が考えた造語です。
ねこと暮らすこと自体が私たちの人生を豊かにし、私たちを成長させてくれるというわけです。
自己啓発と聞くと、時にはなんだか怪しく思えることもあります。
しかし「ねこ啓発」と聞くと、どうでしょう?
怪しいどころか、可愛らしいし、ほっこりと和ませんか。
「ねこ」と付けるとなんでも可愛らしく感じるのは、私がねこの飼い主であるからかもしれませんね(笑)。
すでにねこと暮らしている人は、なにかしら「ねこ啓発」の恩恵を受けているのではないでしょうか。
ねこが私たちに与えてくれること
私たちに癒しを与えてくれる
なんといっても、ねこの癒しの効果は絶大です。
ねこと暮らすことで、たくさんのストレスを受けて傷ついた心も癒すことができます。
著者は、3つのねこホルモンを流せば健康になると言っています。
そのねこホルモンとは、セロトニン【幸せホルモン】、オキシトシン【愛情ホルモン】、ベータ・エンドルフィン【脳内麻薬】です。
例えば、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは、神経を安定にさせる役割があります。つまり、心が安らいでいたり、精神的に落ち着いている時は、セロトニンが働いているからです。
本には、セロトニンの増やし方も書いてあります。
でも、何も難しいことではありません。
ねこと暮らしていれば自然と増やすことができます。
セロトニンを増やす方法の1つは、「早寝早起き」です。
毎朝、ねこに「ごはんちょうだい~」と起こされている人は自然と増えていることでしょう。
ねこと暮らしているだけで、3つのねこホルモンが増えて心豊かに過ごせたら嬉しいですね。
私たちに学びを与えてくれる
ねこは自由気ままです。
気が向いた時には寄ってきますが、そうでない時は放っておいてという顔をしますね。
ねこは毎日、ありのままに振る舞います。それでいて嫌われることなど一切気にしませんし、実際嫌われることもありません。
それはあなたが同じように、ありのままに振る舞っても許される、という証拠なのです。
本文より引用
人間関係においても、会社で働くことについても、ねこだったらと考えるとどうでしょう。
周囲の評価を気にせず、ありのままに振り舞います。
ねこと暮らしている人は、一番身近に良いお手本がいることになります。
ねこからたくさんのことを学びたいですね。
私たちがねこにしてあげるべきこと
まずは、食べ物と住まいの提供です。
著者の意見と同で、私もねこは室内飼育が一番と考えます。
ねこはなわばりを作る動物なので、自分の匂いのついた家が最も安心して暮らせる場所になります。
外の世界はねこにとって事故や感染のリスクがあります。
室内でねこが楽しく幸せに暮らせる工夫をしていくのが一番ですね。
食べ物については、「ねこに好かれるごはんのあげ方」の記述が印象的でした。
ねこは少量ずつ複数回に分けてごはんを食べます。
そのため、1日に複数回に分けてねこにごはんを与えることで、この人はごはんをくれる人=好きな人という印象付けをする方法です。
この方法はねこも嬉しいですし、私たちもこの方法によってねこに好かれるようになれば幸せを感じることができます。
お互いにハッピーな方法です。
ねこと暮らすことについて私の意見
ここからは、現在ねこと暮らしている睦月とら子の個人的な思いについて述べます。
ねこと暮らす責任
ねこも人間と同じく1つの命です。
ただ可愛いから、捨てられていてかわいそうだからという理由だけでは飼ってはいけません。
ねこは長いと20年近く生きる子もいます。
20年近く最期まで、面倒をみることができるか、愛情をそそげるか、しっかり考えましょう。
また、病気になった時にきちんと治療に向き合う責任も忘れないようにしましょう。
著者も本の中で、ねこと暮らす責任について述べています。
長い目で見て、一緒に暮らす覚悟ができてから、ねこと暮らすようにしましょう。
ねこと暮らす代償
ねこと暮らすことでたくさんの幸せを得ることができます。
その反面、あきらめなければいけないものもあります。
その一つが、家具や壁や服などがねこの爪とぎなどの犠牲になることです。
爪とぎはねこの習性です。
ねこと長く暮らしている人にとっては、家具や壁や服が傷つくことは慣れっこだと思います。
しかし、ねこと暮らし始めたばかりの人は驚くかもしれませんし、困ることでしょう。
家具よりもねこが好む爪とぎを見つけることで解決する場合もありますが、ある程度はあきらめも必要です。
この他にも、たくさん毛も抜けるので、服や部屋が毛まみれになったり、トイレでの排泄などの臭いが気になることもあるでしょう。
色々とあきらめたり、我慢することもあるかもしれませんが、それ以上にねこと暮らすことで得られる幸せは大きいと思います。
ねこと暮らす部屋づくり
ねこと暮らす時にまず行って欲しいのは、部屋の片付けです。
ねこは高いところに飛び乗ったり、狭いところに入り込んだり、急に走り出したりします。
また、興味のあるものは手でちょいちょいっと遊んだり、噛んだりします。
そう、部屋の中でも自由気ままです。
それゆえ、部屋が散らかっているとケガをしたり、誤って何かを飲み込んでしまうことがあります。
余計なものはねこがいたずらできない所へしまうなど、片付けることが大事だと考えます。
片付けて部屋を広くしてから、キャットタワーなど、ねこが喜ぶものを用意してあげるといいですね。
まとめ
ねこ啓発本『幸せになりたければねこと暮らしなさい』について、私の感想や意見も混じえながら紹介しました。
実際この本を読んでみて、私自身ねことの暮らしを改めて考えることができました。
また、改めてたくさんの幸せをもらっていることも実感できました。
- ねことの暮らしの幸せを実感する
- ねことの暮らしを想像する
きっかけとして、『幸せになりたければねこと暮らしなさい』はおすすめの本です。
ねことの暮らしについて考えるために、一度手に取ってみて下さいね。
私たちはねこに幸せをもらっています。
同時に私たちもねこに幸せを与える努力が必要です。
ねこと暮らしていくことで、少しずつねこの幸せについても考えていきましょう。
では、最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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