味噌は栄養が豊富。
発酵によって大豆には少ないアミノ酸やビタミン類が多量に生成され、栄養的にすぐれた食品です。
ただ、活きた酵素と酵母による発酵が加熱処理されてしまうと、その栄養は少なくなってしまいます。
本来の味噌のうまみや栄養がより多く残っているのが生味噌です。
信州にあるマルモ青木味噌醤油醸造場 は麹・味噌醸造を続けて90年の老舗の会社。
おいしく、栄養もある味噌を届けるために生味噌づくりにも力を入れています。
この記事では、マルモ青木味噌醤油醸造場の無添加の生味噌の3種食べ比べセットについての感想をお伝えします。
・おいしい味噌を探している
・健康に気をつけている
・和食、味噌料理が好き
生味噌と一般的に売られている味噌の違い
味噌は栄養が豊富であり、体調を整え病気を予防する機能を持つ『機能性食品』と呼ばれています。
最近はテレビや本でも味噌は体にいいと言われていることが多いですよね。
日本人にとっては味噌は欠かせないものです。
味噌が栄養が豊富といわれる理由は、活きた酵素と酵母の働きにあります。
しかし、酵母の過発酵が起きると味噌を入れるパッケージが膨張したり、破裂したりしてしまいます。
そのため、一般的にお店で売られている味噌は、出荷前に加熱処理をされており酵母を殺菌してしまっているのです。
そして、生味噌はというと、出荷前の加熱処理やアルコール処理など酵母を殺菌してしまうような処理はされていません。
(中には生味噌と書いてあっても、アルコール処理がされているものもあるようです。)
生味噌なら本来の味噌のうまみや味噌の力をそのまま口にすることができるわけです。
マルモ青木味噌醤油醸造場の無添加生味噌の感想
株式会社マルモ青木味噌醤油醸造場は、美しい自然に恵まれた信州・善光寺で麹・味噌醸造を90年以上続けている老舗の会社です。
特に生味噌に力を入れている会社で、おいしさ・安心・安全な味噌作りをしています。
今回はネット通販でのみ購入できる3種の味噌食べ比べセット『職人のこだわりセット(甘酒付き)』を試してみました。
こちらが職人のこだわりセットです。
3種類の味噌と甘酒のおまけ付き。
どの味噌も加熱処理やアルコール処理をしていない生味噌です。
また、提携生産地と連携しており、栽培履歴から畑まで見れる安心&安全な味噌。
赤系味噌が2種、白系味噌が1種で見た目の違いは白系味噌が色がやや薄いくらいですね。
味噌といえば、やっぱりみそ汁!ということで、まずはそれぞれの味噌でみそ汁を作ってみました。
みそ汁の具はネギと豆腐でシンプルに。
出汁は使わずに、ネギと豆腐を少し似たあとに味噌を溶かしました。
どの味噌もすぐ溶けてくれて使いやすかったです。
天然醸造の赤系味噌はちょっと甘めの味。
甘めの味が好みなわたしはこちらが一番気に入りました。
有機みそは天然醸造よりはちょっと辛めの味噌。
赤味噌の地域で育ったわたしは子どもの頃飲んでいた赤味噌がしょっぱくてあんまり好きではありませんでした。
そのため、自分でみそ汁を作るようになってからは、赤味噌じゃなくて合わせ味噌を買っていました。
有機みそ赤系・中辛口もしょっぱくて苦手に感じてしまうのかもと思っていましたが、全然そんなことはなかったです。
思った以上に飲みやすくておいしかったですね。
最後に国産みそ白系・中甘口は甘辛さは天然醸造みそと有機みその中間くらいでした。
白系の味噌ってなんとなく甘いものが多いのかなと思っていましたが、想像よりも辛さがありました。
3種類とも少しずつ味は違いますが、いつも適当に買っている味噌に比べて飲みやすくておいしかったです。
出汁を入れなくても十分おいしいですね。
続いては、酵素や酵母が多い生味噌なので、味噌に火を通さないねぎ味噌を試してみました。
せっかくなので、2種類の味噌をミックスして作ってみました。
そのまま食べてもおいしい味噌。
麹の粒々感も少しあり、ねぎとの相性もばっちりです。
ねぎ味噌は豆腐に乗せたり、ゆで卵に付けたり、ご飯に乗せたり、納豆に混ぜたりと何にでも合わせられるので重宝しますね。
夫もおいしいとご飯に乗せてパクパク食べていました。
鶏肉と野菜の味噌炒めには中辛口の有機みそを使いました。
コチュジャンも足してちょっとピリ辛な味付けに。
ご飯との相性もばっちりでした。
まだ残っている味噌があるので、生味噌の酵素や酵母を活かせる、魚や肉の味噌漬けも試してみたいなと思います。
そして、おまけで付いていた米麹の甘酒。
砂糖や添加物などは一切入っていない甘酒です。
ちょっと水で薄めて飲みました。
濃厚な甘酒です。
実はわたし甘酒ってあまり得意ではありません。
やっぱり単独で飲むにはちょっと苦手だったので、いちごに甘酒をかけてみました。
(口の中でいちご甘酒みたいに調理できるかなと思って。)
いちごと一緒だとおいしいです。
甘酒は薄めずにそのままかけたのですが、口の中でいちごの水分と混ざってちょうどいい濃さに。
いちごの甘さで甘酒独特の風味もまろやかになりました。
甘酒は飲む点滴と言われるくらい栄養も豊富。
いちごなどフルーツと一緒なら甘酒が苦手な人も大丈夫かもしれないですよ。
おまけの甘酒はわが家の猫にも好評
わたしは甘酒単独で飲むのは苦手なので、ちょっとずつ飲んでいたら猫がやってきました。
猫に甘酒を与えたことがなかったので、びっくりして調べてみたら、米麹の甘酒なら少しくらい飲んでも大丈夫とのこと。
あんまり多く飲むと糖の摂取量も多くなるのでダメなのと、酒粕の方の甘酒はダメですけどね。
水で薄めた甘酒を盗み飲みして・・・。
最後にペロリとかわいい顔を見せて去っていきました。
水分を摂って欲しいときや、年をとって食欲が落ちたときに甘酒を使ってみようかなと思います。
最後に
マルモ青木味噌醤油醸造場 の生味噌を試してみて、今まで適当に買っていた味噌を見直してみようと思いました。
ほぼ毎日みそ汁を作るので、やっぱりおいしくて安心できる、そして栄養もしっかりある味噌を使っていきたいですね。
今回試したWEB限定の3種の味噌食べ比べセット『職人のこだわりセット』は、通常価格2,808円(税込)のところ、特別価格の1,999円(税込)で試すことができますよ。
また、今なら甘酒かゆずみそがおまけで付いてきます。
このセットは送料も無料なので、初めてマルモ青木味噌醤油醸造場の生味噌を試す人にはとてもお得なセットです。
ぜひ本物の味噌を味わってみてください。
では、最後まで読んで下さってありがとうございました。