泣きました！
わたし、涙もろいので漫画などでもよく泣いてしまうのですが、この漫画の1話目で涙が出ました。
『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』は、
・ねこ好きでねこの漫画を探しているあなた
・心あたたまるストーリーを読みたいあなた
・心が疲れ、癒しを求めているあなた
にぜひ手にとって欲しい漫画です。
読んだあと、とても優しい気持ちになれます。
では、『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』がどんな漫画なのか簡単に紹介します。
- 『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』ストーリー
- 2つの視点で交互に描かれる
- 素晴のハルに対する想い
- ハルの素晴に対する想い
- ハルとの出会いをきっかけに素晴の世界が広がる
- 『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』は2019年アニメ化決定
- 最後に
『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』ストーリー
ミステリー作家の朏素晴(みかづきすばる)は、人見知りで、人付き合いが苦手な青年です。
そんな素晴が出会った1匹の猫、ハル。
小説のネタになると思い、家に連れ帰ったことからハルとの同居が始まります。
猫のことは知らないことばかりの素晴は、ハルとの暮らしを通じて、いろんなことを経験していきます。
不器用な素晴と世話好き猫のハルとの心温まるストーリーです。
出版元の「COMICポラリス」で1話と最新話を読むことができます
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2つの視点で交互に描かれる
この漫画のおもしろいところは、素晴の視点とハルの視点、同じ物語が2つの視点でそれぞれ描かれていることです。
普通の漫画は、人間の視点と猫の視点が同時に描かれています。
なので、人間がこう思ってる時に猫はこんな風に考えている、ということが同時に伝わってきます。
しかし、『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』では、素晴視点のストーリーのときはハルの考えていることは一切分かりません。
ハル視点のストーリーを読むことで、ようやく答え合わせができるようになっています。
なかなかおもしろい描き方です。
素晴視点のストーリーの時のハルの気持ちを想像しながら読むのも楽しいですよ。
さらに、ハル視点のストーリーを読んだ後に、もう一度素晴視点のストーリーを読むのもおすすめ。
ハルの気持ちも合わせて読むと、最初読んだ時とは違って読むことができ、2度楽しめる漫画だということが分かります。
素晴のハルに対する想い
素晴は昔から本に夢中で、人付き合いは苦手な青年です。
そして、過去に両親を事故で亡くしており、家族もいません。
小説のネタになる、猫なら自分の邪魔をしない、そう思いハルとの同居を始めます。
ハルへの接し方もハルの行動の意味も最初は全然わかりません。
しかし、ハルと暮らしていくうちに、ハルを家族のように考え始めます。
「両親を亡くしたときの思いはもう2度としたくない」
素晴の行動は、ハルのことを想った行動に変わっていきます。
ハルの素晴に対する想い
ハルはもともとはノラ猫。
1人で強く生きてきた猫です。
世話好きな性格もあり、面倒をみていた子猫が2匹いました。
しかし、ハルが目をはなしたすきにカラスに襲われてしまった過去があります。
ハルは素晴に子猫の姿を重ね、わたしがこの子を守ってあげなきゃと行動します。
素晴がちゃんとごはんを食べれているか常に気にかけているのです。
そしてハルも家族というものを知っていきます。
ハルとの出会いをきっかけに素晴の世界が広がる
これは素晴とハル、2人だけの物語ではありません。
もちろん、2人の仲も時間が経つごとに変化はあります。
それに加えて、今まで他人となるべく関わらないように生きてきた素晴の世界が少しずつ広がっていきます。
ハルとの出会いをきっかけに、素晴は人とのつながりの大切さを知っていくのです。
2018年9月現在、4巻まで発売しているのですが、1巻の素晴と4巻の素晴は全然違いますよ。
素晴の世界が広がっていく様子も、この漫画の見どころの1つです。
『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』は2019年アニメ化決定
2019年にアニメ化が決まりました。
まだ詳細は公表されていませんが、漫画同様あたたかい雰囲気のアニメになるといいなぁと思います。
ハルの声がどんな風になるのかも気になりますね。
最後に
わたしは『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』の1話目のハル編を読んで泣きました。
ハルが素晴を守ろうとする姿には心うたれます。
読んだあとに心があたたまる漫画っていいですよね。
アニメ化も控えているので、いろんな人に読んでほしい漫画です。
特に、ねこと一緒に暮らしているあなたはぜひ！！
ポラリスの作品の紹介
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↓ まずは1巻を読んでみてください。泣いてしまうかもしれません。
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