漫画『とりの、いそじさん。』は、オカメインコのいそじさんと飼い主の八重さんとの日常生活を描いた作品です。
作者の鷲尾美枝さんが描く、かわいいいそじさんに鳥好きな人は心がうばわれることでしょう。
そんな『とりの、いそじさん。』も4巻が最終巻です。
4巻の感想とともに、いそじさんに感謝を伝えようと思います。
『とりの、いそじさん。』をまだ知らない鳥好きなあなたは、まずはCOMICポラリスのサイトで1話を読んでみましょう！
『とりの、いそじさん。』4巻収録内容
4巻には第23話から30話と合計8話が収録されています。
30話までの目次とともに、どんないそじさんが見れるのか簡単に紹介しますね。
第23話「いそじさんと雨降り。」
・部屋干しされた洗濯物を見張るいそじさん
・洗濯物の動きにおどろくいそじさん
第24話「ただいま、いそじさん。」
・応援歌を歌ういそじさん
・水に乗るという無謀な挑戦をしたあとのいそじさん
第25話「いそじさんと日光浴。」
・ベランダに出されシュッと細くなるいそじさん
・いろいろな動くものに反応するいそじさん
第26話「いそじさんとしろいふわふわ。」
・冷たい白いふわふわに頭をつっこむいそじさん
・雪だるまにテンションのあがるいそじさん
第27話「いそじさんとおじょうさまのマニキュア。」
・いろいろな物をかみかみするいそじさん
・頭なでてアピールするいそじさん
第28話「いそじさんと夏休みの宿題。」
・ひんやりするいそじさん
・見つめられてとまどういそじさん
第29話「いそじさんとみどりがいっぱい。」
・花と戦おうとするいそじさん
・台風にうきうきするいそじさん
第30話「とりの、いそじさん。」
・カゴから出てそわそわと動くいそじさん
・最後は八重さんの肩で笑顔のいそじさん
感想
鳥好きが共感できるポイントがたくさん
4巻も共感ポイントがたくさんです。
たとえば、洗濯物や大きい音におどろくシーン。
わが家の鳥もびびりなので、おどろいてギャーギャー鳴いたり、どこかに飛んでいったりします。
掃除機は鳥カゴを目隠ししないと使えません。
ベランダに出したときもそうですね。
明るさが変わることや場所が変わることにおどろいています。
そして、羽づくろいの時に抜いた羽を見つめるシーン。
ふわふわ舞ったり、落ちたりするものって気になるんでしょうね。
わたしの昔からの疑問は、一度抜けた羽を鳥たち本人は自分のものだったのかを認識しているのかどうか。
抜けて落ちた長い尾羽をもう一度鳥にわたすと、かみかみするのですが、その時鳥たちってどう思ってるのかなぁと。
なんだろうこれ？と思いながらかみかみしているのだろうか。
飼っている鳥の行動と比べながら読むことができるのがおもしろいんですよ。
作者の鳥愛が伝わってくる
鳥好きな人が共感できる部分が多いという部分でも作者の鳥愛が伝わってきます。
そして、鳥のかわいいポイントがいそじさんにすべて表れているんです。
いそじさんのふわふわ感、目のくりくり感、しぐさなど。
何度見ても癒されるかわいさがあります。
個人的に鳥の好きな行動は、羽づくろいをしている姿です。
あの念入りにお手入れをする姿はずっと見ていてもあきません。
鷲尾美枝さんが描くいそじさんの羽づくろいシーンは、本当に上手です。
そんなところからも勝手に鳥愛を感じてしまいます。
いそじさん、ありがとう
『とりの、いそじさん。』は4巻が最後の巻になるのですが、4巻最後まで鳥好きな人に癒しを与えてくれたいそじさんに“ありがとう”と伝えたいですね。
最後に
『とりの、いそじさん。』は鳥好きな人にはたまらない漫画です。
そして、鳥を飼ったことがない人にもぜひ読んで欲しいと思います。
鳥のかわいいポイントや行動がわかり、鳥もいいなーと思うようになるのではないでしょうか。
漫画は終わってしまいましたが、アニメ化してくれないかなと淡い期待をいだいています。
まずは第1話を読んでみて下さいね。
